靴クリーニング T&Kの日記

全て手作業にこだわり靴をクリーニングしております。靴クリーニングを文化にしたいっ!コメントいただけたら喜びます。

【64】ギャップ

仕上げに違和感を感じるお客さんがいることは事実です。

実際アンケートにも「もともと白だったのがグレーっぽくなってた」「明るいブラウンが濃くなっていた」「ムートンの色が薄くなっていた」などです。

 

補色仕上げの場合は、基本的に丸洗いされた状態の色味に合わせて色を作ります。

なので新品の時の色味とは若干変わったところから色を合わせていくのでイメージしていた仕上がりと実際に帰ってきたときのギャップがどうしても生まれてしまいます。

 

 

また履くことによって黒いスレやシミができてしまいます。丸洗いで落としきれなかったものは補色でカバーしています。

もともと明るい色味に黒ずみが残っている場合はどうしても黒ずみに寄せた色じゃないとカバーしきれません。そこだけ濃くすると違和感(塗った感)がでてしまうので全体も濃くしたところに合わせて補色する必要があります。

 

なのでパステルカラーのような明るい色は基本的に色味が濃く暗くなりがちです。ピッタリの色ですとシミやスレがカバーしきれないからです。

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若干ですが赤茶がかったものが茶が強くなった感じがします。

 

あとはムートンブーツやスエードの起毛の靴です。

シミの強い箇所をブラッシングすることによって起毛の奥に入り込んだシミや汚れを取ります。

表面をこすって削っていくのであまりこすりすぎると色が白っぽくなっていってしまうのでバランスが難しい工程です。

こすらないとキレイにならないし、かといってこすりすぎると色が変わってしまいます。

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ムートンは非常にやわらかい素材なのでシミが強いからといってブラッシングしすぎると破れてしまいますのでシミが強い場合は仕上げに限界があります。

 

 

やはりクリーニングに出すときは皆さん新品のようになって戻ってくることを想像すると思います。

私たちもその期待に添いたい気持ちはもちろんあります。ですがお客様の大切な靴を壊してしまったら元も子もありません。

お客様の靴の安全第一でクリーニングさせていただいております。

 

もし仕上がりに満足いただけなかった場合には再仕上も受け付けていますのでご相談ください。

 

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