今回はパンプスの起源について紹介いたします。
クリーニングでもパンプスは数多くご依頼があります。
起源は諸説あるようですが、近代ヨーロッパの御者(馬車を操る人)が履いていた靴に由来します。その靴というのが履き口が広くとられていてかかとが低くなっており長時間馬車を運転するのに最適な構造をしていました。
運転の際にブレーキを何度も踏む様子が手押しポンプに似ているところから英語の「pump」がその由来となりました。
それから履き口が広く足がキレイに見えるというところからだんだんとドレス用に履かれていくようになりました。
始めは男女ともに舞踏会で履かれていたこともあったようです。
それからたくさんの種類に枝分かれしていきます。
・オペラパンプス
パテントレザー(エナメル)でできてリボンが付くのが特徴です。
名前の通りオペラなどの観劇や社交パーティーのときに履く紳士靴です。
エナメルが特徴なのは女性のドレスを汚さないためです。
・プレーンパンプス
飾りのないシンプルなパンプス。
・メリージェーンパンプス
プレーンパンプスにベルトを付属したもの。「メリージェーン」という名前のキャラクターが履いていた靴に由来するそうです。
今回はパンプスについての紹介でした。
始めはフォーマルなところからではなく、馬車の運転手が履くワークシューズだったのが意外でした。
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