靴ブログ クリーニングT&Kです。

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【85】アルコール

お店の入り口にアルコールスプレーが設置されるようになって1年くらい経ちます。

もうだいぶ見慣れてきてほとんどの人がアルコールを手にかけてからお店に入っています。

ショッピングモールでは建物の入り口にはもちろん、中の各お店の入り口にも設置されています。

気を付けてほしいのがアルコールがちゃんと乾いてから服やバッグを触ってください。アルコールで濡れた状態でバッグや財布、服を触ってしまうと色抜けしてしまうことがあります。

アルコールが揮発するときにそこについてた染料は油分が一緒に揮発してしまい、色が抜けてしまいます。

 

革製品であれば革専用の塗料がありますが、色落ちした部分をピンポイントで修復することはほぼ不可能です。

色が抜けてしまっているのでクリームでは色は戻りません。

外出後にバッグに除菌の意味でアルコールをかけてしまうともちろんそれでも色が抜けます。

 

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クリーニングでの仕上げの際にアルコールを使うことがありますが、簡単に色が抜けてしまうので注意して扱っております。

 

革のバッグや財布であれば補色して目立たなくすることはできますが生地ものだと修復はできませんので、手指のアルコール除菌の際はお気を付けください。

次亜塩素酸水は色落ちも無く除菌能力も高いので、自宅での除菌には次亜塩素酸水がおすすめです。

 

 

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【web】

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