靴クリーニング T&Kの日記

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【99】撥水スプレー

雨の日は出かけるのが億劫になりますね。

傘を差しても服や靴が濡れてしまうし、特に靴はスニーカーや革靴だとどれだけ気を付けて歩いても濡れたり泥が跳ねて汚れてしまったりします。

 

その時に活躍するのが撥水スプレーです。防水スプレーと撥水スプレーとありますが基本的には名前ほどの違いはありません。

 

撥水スプレーには”フッ素”と”シリコン”の2種類があります。

スプレーの成分表にどちらかが分かるように記載されているので確認してみて下さい。

防水か撥水かスプレーの名前よりも注意するべきところはこっちです。

 

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こちらがシリコン系の撥水スプレーです。

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こちらにはフッ素系と書いてあるのが分かると思います。

 

ではこの2つにどんな違いがあるかというと、

シリコン系は水を浸透させない、フッ素系は水を弾く

という違いです。

 

詳しく説明すると

シリコン系は、表面に膜を張ることによって水の浸透を防ぎます。

膜を張るので撥水効果の持続時間が比較的長いです。

比較的安価なのもシリコン系のスプレーです。

 

ですが膜を張るということは例えば衣類にシリコン系スプレーを噴射した場合、通気性が失われてしまうことになります。

テントに吹きかけて、その中にいると酸欠になってしまいます。

 

フッ素系は、繊維そのものにくっついて水を弾きます。

素材の通気性を維持したまま水の浸透を防ぐことができるので靴や衣類にはフッ素のほうが安心です。

値段はシリコン系に比べると高く、持続力は短いのでこまめに吹きかける必要があります。

しっかり乾いてからでないと撥水の効果を十分に感じられないので、お出かけ直前にスプレーしてもあまり意味がありません。長時間雨に降られてもコーティングが剥がれてしまうので、台風の日や大雨の日だと丸1日持たないこともあります。

 

しっかり前日までにスプレーして乾いた状態であれば生地もののスニーカーやムートンのような水分がしみ込みやすい素材でも雨から守ってくれます。

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スエードの靴は起毛しており表面がけば立っているのでその繊維1本1本がしっかり水を弾いてくれるのでより撥水力を感じられます。

 

靴や衣類に撥水スプレーをする際は”フッ素系”を使いましょう。

また閉め切った部屋や玄関でスプレーをして体内に吸い込んでしまうと肺に膜を張ってしまい呼吸困難になってしまうので充分気を付けて使ってください。

 

当店でもクリーニング後に撥水効果のある処置を施すコースもありますので是非ご利用ください!

 

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