以前に靴ひもの結び方についての記事を出しましたが、
今回は結ぶよりも手軽で効果のある方法をいくつか紹介しようと思います。
まずは靴ひもの結び目を濡らすという方法です。
水を吸収するコットン製の靴ひもに有効で、ロウ引きやワックスコーティングされて表面に光沢のあるひもは水を弾いてしまうのでこの方法は使えません。
結び目に水を数滴たらすことによって靴ひもが水を含み膨らんで繊維が密着しやすくなります。その状態でひもが渇くと膨らんだ繊維の隙間が埋まっていくのでよりほどけにくくなります。
ランニングシューズなどでよく見る靴ひもの通し方でニューバランスでは公式のひもの通し方として紹介されているのが”Heel-Slip"という通し方です。
実際にニューバランスのクリーニング依頼の時、このひもの通し方で来ることが多いです。
歩くときにカカトが抜けないようにしっかり固定できる方法で、
画像のようにシューホールの一番上にひもを通します。
それを同じように両側やります。
そして輪っかを作ってそこにひもを通して、輪っかをギュッと引っ張って固定します。
そして最後は普通の蝶結びをして完成です。
脱ぎ履きがしずらくなるからという理由で一番上のシューホールにひもを通さずに履く人が多いと思いますがそうするとかかとがスポスポ抜けてしまい靴擦れやカカトの破れに繋がります。
カカトがしっかり固定されるのでランニング等運動のときにも良いと思います。
今回は結び方というより靴ひもがほどけないようにしたり、足をしっかり固定できる方法を紹介しました。
やり方は簡単なのでぜひやってみて下さい!
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