暑い日が多くなってきましたね。
暑くなってくると素足で靴を履く人もいますね。
やはり一番気になるのが汗によるニオイですが、実は通気性がいいとされるスニーカー等運動靴よりも、中底がタンニンで鞣された革でできた革靴の方がニオイは抑えられるんです。
アッパーの通気性はスニーカーの方が良いですが、一番汗をかくとされる部分は足裏と言われているので靴内の吸汗性は革靴の方が良いです。
鞣し(なめし)とは動物の皮が腐敗したり、硬くなったりしないように殺菌を繰り返して欠点を補い、柔らかさを保った革にする方法です。
鞣しに植物性のタンニンが使われるのがタンニン鞣しです。柿渋成分やワインの渋みがタンニンです。
簡単にいうとめちゃめちゃ汗を吸いめちゃめちゃ殺菌してくれるということです。
なので素足で履いても蒸れにくく臭くなりにくいということになります。
注意点としては革靴ならなんでもいいわけではなくて、それなりの値段のきちんと天然の革を使用した靴じゃないと全く意味がないということです。
安い革靴だと合皮でできていることが多いのでかなり蒸れるし通気性もゼロです。
購入するときに店員さんに確認してから購入しましょう。
パンプスでもタンニン鞣しの革でできたものはあるので素足で履く時はそっちを選んだ方が無難かと思います。
ただでさえパンプスは足がスポスポ抜けがちなので靴擦れしやすいです。カカトに血がついているパンプスのクリーニングを依頼されることも多いです。
甲部分にベルトが付いたものにすると足が抜けにくくなるのでおすすめです。
あとは一日履いた靴はしっかり休ませて、汗を乾燥させてください。
特にこの時期はすぐに臭くなってしまいます。
最低でも3日は休ませましょう。ついでに軽くブラッシングしてあげるとツヤも維持することができます。
以上です。
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