今日(6月18日)はNIKEのロゴ(スウッシュロゴ)が出来た日です。
正確にはこのロゴがデザインされた最初のシューズが生まれた日です。
ちょうど50年前の1971年6月18日に出来上がったと言われています。
このデザインが勝利の女神である「ニケ」が翼を広げた姿に似ているということで社員の勧めもあり自社の名前を「ナイキ」としました。
このSWOOSH(スウッシュ)ロゴは「ビューンと音をさせる」という意味で、人が走り抜けていく音を擬音化したものです。
当時グラフィックデザインを専攻する学生だったキャロライン・デビッドソンという人が考え出しました。
NIKEの創設者のフィル・ナイトは彼女に
「1時間2ドルでデザインの仕事をしないか?」と声をかけ、デザインを頼み、最終的に支払った報酬は35ドルだったといいます。たった17時間ほどでこの伝説的なロゴは生まれました。
しかし当時フィル・ナイトはこのロゴがあまり気に入っておらず、印刷の都合でしぶしぶオーケーを出したそうです。
そうしてNIKEの初めてのシューズ「コルテッツ」が誕生しました。
NIKEと名乗る前はブルーリボンスポーツと名乗っていて、日本のオニツカタイガーのシューズを輸入してアメリカで販売していました。
オニツカタイガーが無ければNIKEは存在していなかったかもしれません。
ただ、このNIKEとなって初めて作られたコルテッツというモデルはオニツカタイガーで販売されており、しかもオニツカタイガーにも同じコルテッツというモデルがありました。
つまり一時期オニツカタイガーで、オニツカタイガー製とNIKE製の二つのコルテッツが存在していました。
これによりオニツカタイガーは裁判を起こし、コルテッツの名称について争いました。
結果はご存じの通りNIKEが勝利し、オニツカタイガーのコルテッツは「コルセア」と名称を変えることになりました。
スウッシュロゴを纏ったコルテッツが人気となり、NIKEが150億の資産を抱える世界的企業となっていくスタートを切ることになりました。
今年はそのスウッシュロゴが誕生して50周年となる記念すべき年です。
NIKEのロゴにはこんなルーツがあったんですね。
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