エイ革について紹介します。
魚のエイの皮を使っており、英語ではスティングレイと言います。
またフランス語ではガルーシャといい、
エイ革をスティングレイやガルーシャと呼ぶのが一般的です。
エイ革の歴史は古く、紀元後2世紀から6世紀にかけて勃興した大帝国、ササン朝ペルシャに由来するそうです。
柄の部分にエイ革が使われています。
エイは龍や蛇と同一視されていて霊的な力が備わっていると言われていました。
特徴としては小さい粒上のウロコがびっしり詰まっている柄で、
「泳ぐ宝石」と呼ばれるほど煌びやかな光沢感があります。
この粒々一つ一つが人間の歯と同じリン酸カルシウムでできており、
非常に堅く、耐久性に優れています。
加工が難しいため高級な革として取引されています。
そしてエイ革はこれまでいくつか紹介してきたエキゾチックレザーとは違って、
経年変化が少ないことも特徴です。
強度が高いく、水にも強いので、特に手入れも必要なく、
長い時間そのままの姿で持ち続けることができます。
とにかく強い革のものが欲しいと思っている人におススメかもしれません。
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