お久しぶりです。
クリーニングの仕事が増えてきてブログに手が回りませんでした。
季節の変わり目は数が増えますね。
例年と比べると全然少ないですが。
でもこの時期のクリーニングはホンットに
カビが多い!
マスクして作業してますが、肺にカビが生えそうです。
ブーツ、ビジネス、パンプス、スニーカー、スエード、なんでもカビ生えてます。
カビが生える原因として湿気があるのですが、
湿気は靴の大敵です。
合皮部分は劣化しますし、革だと変形する原因になります。
カビの靴は触るとジメっとします。
その状態で放置するとベタベタしてきてもう使える状態ではなくなります。
見た目にカビと見えなくても、ジメっとしたニオイがしたり、濡らした覚えがないのに触ると湿ってる感じがしているときはカビている可能性が高いです。
なんども説明していますが、
カビた靴、カバンだけをキレイにしても、
置く場所もキレイにしないと意味ないですよ!!!
レンタル倉庫に靴を置いていて、カビてしまったと依頼に来る方もいらっしゃいますが、
たぶんレンタル倉庫って湿気こもりやすいですよね。
閉め切ってるから換気もしないし。
たぶんカビの無限ループじゃないですか?
いくら好きでも必要以上の数を持っておくことはあまり靴にとっても良くないと思います。
特に日本では。
アメリカとかヨーロッパであれば、湿度もそこまで高くないのでカビに悩まされることも少ないと思います。
カビた靴を検品してて、季節ものの靴、ブーツやサンダルは保管に向かない靴だなあと痛感します。
普通の家では靴バッグの保管に適している場所はないんじゃないかなと思います。
なのでしまいっぱなしにするのではなく、月に一度でも外に出して様子を見てあげることが大切です。
特に大雨が降ったあととか、雪のあとや台風が過ぎた後など、
湿気が溜まりやすい天気には気にかけてあげないと
靴はカビて、クリーニング代もかかるし、保管場所も掃除しないとまたカビちゃうし、で面倒なことが増えます。
なので
こういう感じで見えるように置いておくのがベストだと思います。
しまい込むことは基本的にNGです。
当店ではシーズンオフの靴を温度湿度管理されたところでお預かりする保管サービスもやっておりますのでぜひご利用ください。
ホントに物の保管方法についてと、どうしてカビが生えるのかは小学校の理科の授業とかで教えてあげてほしいですね。
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