adidasについて。
まず、アスリートに向けたシューズを作りたいという思いのもと、アドルフダスラー、ルドルフダスラーの兄弟から始まりました。
順調に経営と製造が開始されましたが、徐々に兄弟の意見が食い違い、別れることになりました。
分裂した結果、アドルフダスラーがその会社を受け継ぎ社名を自身の愛称である「アディ」と苗字から「ダス」をとって「アディダス」という名前になりました。
その後もアスリートに向けたシューズ作りを続け、
「ハイレット」というモデルをプロテニスプレーヤーのスタンスミスが履いて活躍し、
のちにシグネチャーモデルとして今も世界的に人気のモデル「スタンスミス」が誕生しました。
また、バスケットシューズの「スーパースター」
クロスカントリーシューズの「カントリー」など、
現在もクラシックなスニーカーとして世界的人気を誇るスニーカーが数多く作られています。
アスリートに寄り添ったシューズ作りにこだわり、シューズの誕生とともにその競技の発展にも大きく貢献しています。
ロンドンオリンピックには25種目の競技にシューズを提供するほどです。
また、特徴的な3本ラインのロゴですが、元々はシューズの強度を高めるために取り付けられました。
それがどんどんとアディダスを象徴するものとなっていきましたが、
それよりも前にカルフというブランドがアディダスと同じ理由で3本ラインを使っていました。
なのでアディダスはカルフに対し、1600ユーロとウイスキー2本で3本ラインの権利を売却しました。
これにより、アディダスの象徴である3本ライン(スリーストライプ)が正式に誕生し、
現在に至るまであらゆるスポーツのシューズを作り続け、競技の発展に貢献し続けています。