お疲れ様です。
アルコール消毒がもう生活の一部となりました。
感染症予防にはいいかもしれません。
ですが革のバッグ、また、革のスマホケースを使っている人は気を付けてください。
革(ヴィトンは革ではありませんが)にアルコールがかかるとこのように白っぽいシミになります。
これはシミではなく、革の表面が溶けてしまって色が抜けてしまっている状態です。
ですのでいくらクリーニングしても白いのは取れません。
だって色が無くなっているんですから。
ヴィトンのように合皮のものも表面にコーティングがされているとそのコーティングを溶かしてしまうので注意が必要です。
こちらはナイロンのバッグですが、ウェットティッシュで拭いたところ全体的に白っぽくなってしまったとの事でした。
おそらくアルコールを含んだウェットティッシュで拭いたので表面が溶けて色が抜けたんだろうと推測されます。
アルコールで手指の消毒をしたときはアルコールが完全に乾くまではバッグやスマホ、サイフ等は触らない様にしましょう。
色が抜けたら元には戻りません。
冗談ではなく一発でアウトです。
素材や色味によっては補色して修復することはできますが、
風合い質感は変わり、塗った感のようなものがどうしても出てしまいます。
カバンやサイフはもちろんですが、革靴や革の洋服、アクセサリー等でも色抜けは同様に起こります。
ですのでどうか気を付けてアルコール消毒してください。