【327】ペン痕補色
こんにちは。
誰にでもミスはあります。
そう、クリーニングした後に誤ってペン先が当たってしまいペンジミを作ってしまうことも。
そんな依頼を受けまして、目立たなくなるように補色仕上げをしました。
最初あるクリーニング店様からサイフにペンジミを付けてしまったという連絡と共に依頼を受け、確認した時どこの事かわかりませんでした。
よくよく見ると丸で囲んだ部分に小さく点々とペンのシミがついていました。
細かく見ると確かにシミになっています。
小さいから補色するのも簡単かと思いきや、補色範囲が小さくなるほど、色味をぴったり合わせて調色する必要があります。
なぜかと言うと、色がわずかでも違うと逆にその一部分だけが浮いて見えて目立って見えてしまうからです。
そうすると補色部分を中心に全体を補色してなじませる必要が出てきます。
補色範囲は小さくても調色に時間と手間がかかります。
では、どのような仕上がりになったのでしょうか。
どうでしょうか。
丸で囲んだ部分なのですが、全くわかりませんね。色味の違和感をほとんど出さずに仕上げることができました。
これでお客さまにも安心してお返しすることが出来ますね。
今回は以上です。
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