靴ブログ クリーニングT&Kです。

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【430】ものの乾く原理

お世話になっております。

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あらためてものが乾く原理ってなんだろうなとおもいました。

 

乾燥に必要な要素は温度の高さ、湿度の低さ、風の強さ、です。

ものに含まれる水分が空気中に移動することで乾いていきます。

 

洗濯物の周りの空気に水分が移動し、その湿った空気を風が移動させ、またその風で運ばれてきた空気に洗濯物の水分が移動することでだんだんと乾いていきます。

 

直接風を当てる事で洗濯物の水分が吹き飛ばされるわけではなく、周りの空気を動かすことで水分が動きやすくなり乾くという事ですね。

 

空気の温度が高くなると、水の分子が熱によって動き、分子間力を振り切って水蒸気に変化しやすくなります。その為熱が高くなると乾きやすくなります。

 

 

熱(空気中の水分が乾く)→空気が乾く→洗濯物の水分が乾いた空気に移動する

→風が空気を動かす→運ばれてきた空気にまた水分が移動する

 

というのがざっくりした流れです。

 

部屋干しでは空気の流れが作りにくいし、締め切った部屋だと部屋内の湿度がどんどん上がっていくので乾くのに時間がかかります。

 

扇風機を首振りにして、エアコンでドライ設定することで外に近い環境を作れます。

 

 

ただ、熱によって乾きやすいことは正しいのですが、靴や衣類は熱に弱い素材もありますので生地が傷んだり縮んでしまうリスクがあります。

その為、特に靴は陰干しが推奨されています。

 

最近雨が多いので、服を急いで乾かす必要がある事も有ると思います。

 

空気を乾かし、空気を動かすように工夫してみて下さい。

 

今回は以上です。

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