靴ブログ クリーニングT&Kです。

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【368】新品に付いたシミ

お疲れ様です。

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靴やバッグを買う際に品物の確認された経験のある方いますでしょうか。

中古品だと自分で状態を確認する必要がありますが、お店で買うときには必ず中身の確認をされると思います。

あれってなぜするか知ってますか?

 

中身が本当に自分の買いたいものかどうか、大きな汚れや破損等が無いかサイズが正しいかなどがその理由ですが、確認の際に細かく見る必要があるポイントがあります。

 

それが、接着剤のシミです。

 

新品だったとしても製造の過程で使用した接着剤がシミ出してきて変色してしまう事があります。

本来だと出荷の前の検品ではじかれるはずが稀に通ってしまう事があるみたいです。

 

写真でいうオレンジっぽいシミです。

パーツを組み合わせるときや、縫い付け、表地と裏地の貼り付けにも接着剤を使用しますので内側からにじみ出るようにして浮き出てきます。

 

新品でもついてしまう事がありますが、使用していても染み出てきて来ます。

こちらはスニーカーですが、雨にぬれたり、熱で溶けだしてきたり、様々な原因で接着剤が浮き出てきてしまいます。

 

革であれば補色して目立たなく出来ますが、それ以外の素材だと、すべて取り切ることは難しいですね。

ご自身でやるときには、キズが付かない様に慎重にピンセットで接着剤の表面のみを削っていくことで撮れるかとは思いますが。リスクが高いので少しずつやった方が良いです。

 

今回は以上です。

 

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