こんにちは。
昨日、自宅で靴を洗って黄ばみが出てしまった靴の紹介をしました。
あくまでもT&Kでの判断としてですが、ご自身で洗っても失敗しにくい靴はどんな特徴があるか紹介します。
最初に結論を言うと、
・アッパーの素材は一つのみ(キャンバスやメッシュ等)であれば洗ってもすすぎ、拭き取りをしっかりすれば失敗しにくい。
・色物は基本的に洗わない方が良い。
・複数素材が使われているものも洗わない方がいい。
です。
詳しい説明をします。
基本的に真っ黒であれば洗ってもだいたい大丈夫です。
ただ洗っても見た目に差が出にくいので洗った感は少ないです。
あとはランニングシューズ系も大丈夫です。
軽量化の為にメッシュが主に使われている為、色柄物でも色落ちはあまりないかと思います。でも念のため少しタオル等で擦ってみて色落ちしないかチェックしてから洗いましょう。
カカトや甲部分の補強でプラスチックのパーツが付けられているものもあります。
プラスチックは劣化していると割れてしまうので気をつけてください。
上履き、いわゆるバレエシューズも洗って大丈夫です。
ただ上履きに関しては汚れたら買い替える方が楽かなとも思います。
逆に、洗うと失敗してしまう可能性が高まる特徴を紹介します。
まず、複数の素材が使われているものです。
昨日のブログの写真のように、白い部分に染色された革の色が移ってしまう事があります。
後はスエード素材のものです。
スエードは濡れるとバリバリに固くなってしまいます。
また染色が濡れる事により滲んでしまうので上の写真のように別の素材に色移りしてしまいます。
こんなところでしょうか。
実はあまり自宅で気軽に洗える靴というのは多くありません。結構リスキーなものがほとんどです。
酷なことを言いますが、全て自己責任で洗うのであれば何も言いませんが、失敗したあとでプロに何とかして欲しいと助けを求めても応えてくれる業者さんは少ないかと思います。
できたとしてもできたシミを少し薄くするくらいです。
完全には元に戻せません。
お気に入りの靴、思い入れの強い靴、キレイにしたいけど失敗したくないものは是非一度T&Kまでお持ちください。
お問い合わせもお気軽に受け付けています。
今回は以上です。
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