お疲れ様です。
昨日ルブタンが他のブランドが赤いソールを使ったということで訴訟を起こしたという話をしました。
なぜルブタンといえば赤いソールということになったのか、調べました。
ルブタンの創設者クリスチャンルブタンはファッションショーでの自身のデザインしたヒールに物足りなさを感じていました。
そこで目に入ったのが部下の着けていたCHANELの真っ赤なマニキュアでした。
ルブタンは直感で靴底を真っ赤に塗れば完璧なデザインになると確信し、そのマニキュアで靴底を真っ赤に塗りたくったそうです。
そこから彼のデザインした靴の靴底は赤くなりました。
ルブタンの靴は「King of painful shoes 」(痛みを伴う靴の王様)と呼ばれています。
ルブタン本人も「履き心地の良いシューズを作ることは私の仕事ではない」と断言し、あくまでも自分はフォルムの美しい靴をデザインすることにこだわっています。
かなりヒールも細く、高い靴が多い為、履くのは痛みを伴うかもしれませんが、痛みに耐えた先には靴によって自分のスタイルを何段階も美しく上げてくれるでしょう。
まさに「魅せる靴」です。
余談ですが、クリスチャンルブタンの靴底の色のネイル、「ルージュルブタン」というものもあるみたいなので、自分の靴が物足りなくなったらそれで靴底を真っ赤にしてみてもいいかもしれません(笑)