スニーカーについて多く問い合わせがあるのが、
「ミッドソールの黄ばみ」
についてです。
スニーカーはミッドソールが白のものが多く、
ここがキレイか否かでファッション全体の清潔感にも影響します。
ヴィンテージ感が出てオシャレに見えるという部分もありますが、
多くの人はミッドソールは真っ白にしたいと思うと思います。
まず、黄ばんでしまう原因として
日光の紫外線による日焼けです。
ソールはゴムでできていることが多く、
ゴムが紫外線に当たることで酸化してしまい、黄色く変色してしまいます。
または酸化による経年劣化が原因としてあります。
靴に限らず、どんなものでも日光や酸素にあたることで少しずつ酸化していきます。
酸化が進んでいくことで劣化していきます。
そして、スニーカー好きの人にとって一番恐ろしいのが、
「暗所黄変」
という現象です。
スニーカーをコレクションしていたり、
一足一足を大切に保管している人ほど起こりうる現象で、
長期間箱や押し入れにしまっていて、
久しぶりに外に出すと、ソールが黄色く変色していることがあります。
新品で一度も履いていなくてもこの現象は起きます。
ソールの黄ばみに関して、
研磨剤の含まれる洗剤を使って、黄ばんだ表面を削って白くする方法や
メラミンスポンジでこちらも同様に表面を削って黄ばみを取る方法がありますが、
効果は無くはないですが薄いです。
どちらも使ってクリーニングしていますが、
あまり効果のある事例はありません。
黄ばみ取りに特化した業者さんもありますので、
どうしても気になるという方は調べてみるといいかもしれません。
このようにスニーカーは生き物にとって必要不可欠な日光と酸素によって劣化していきます。
黄ばみは表面に付着したものではなく、
素材自体が変質を起こしている状態なので元通りに戻すことはできません。
どうせ履いても履かなくても劣化していくのであれば履いてあげましょう。
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