靴ブログ クリーニングT&Kです。

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【289】どんな靴が「いい」のか

こんにちは。

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2023年もあけまして10日くらい経ちますが、

お年玉はもらいましたか?

 

あげる立場の人の方が多いですかね。

 

今年初買い物はなににしようかと思っている人、心機一転新しい靴を買おうと思っている方、これだけ覚えて欲しいという事を紹介しますね。

 

注目して欲しい部分がありまして、それは「おしり」です。

靴のおしりとは

靴を後ろから見たときのかかとの部分です。

 

ここの「幅」に注目してください。

たとえば、これは

かかとのほうが靴のアッパーよりも幅が狭いですよね。

 

ではこちらは

かかとのほうが幅が広いのが分かるかと思います。

 

この幅がアッパーよりも広いもののほうが、より足やひざに負担が少なく歩くことが出来ます。

なぜかというと歩くとまずかかとから地面につきます。そのあと土踏まずからつま先という順番で体重移動して歩いています。

この一番最初のかかとを着く段階で、かかとの幅が狭いと安定感が不足して身体がぶれてしまいます。

そのままぶれたままにしてしまうと転びます。そうならない様に無意識で膝や腰でバランスを取り転ばない様にしているので簡単には転びませんが、無駄な体力を使うことになります。

幅の広い靴を履くことはそれだけで歩行の安定につながるので歩きやすさが上がります。(ソールの柔らかさや厚さにもよりますが)

 

スニーカーでもこのくらい幅の狭い靴はあります。

 

デザインが気に入っているからという理由で靴を買うのももちろんアリです。

ですがそれが歩きやすい靴とは限りません。

 

靴をこれから新しく買いたいと思っている方はこのワンポイントだけでも押さえておくといいかもしれません。