こんにちは。
まだ梅雨明け宣言はされてませんが、関東は日差しや気温は真夏の様ですね。
ぼちぼちセミも鳴き始めました。
先週くらいも真夏の様な陽気でしたが、セミはまだ鳴き始めてなくてかなり違和感がありました。
ちなみに梅雨明けとは、梅雨入りしたあと晴天の日が5日程度続くと梅雨明けとされるそうです。調べましたけど梅雨入りや梅雨明けは結構アバウトみたいですね。
なので気象庁は「梅雨明けしたとみられる」という言い方になるみたいですね。
ちなみにそれを受けて各局のニュース番組は「梅雨明けしたとみられるとみられる」という表現になるみたいです。
というわけで今回は靴をご自身で洗う際に気をつけるべきことを再度、もう何度目かわかりませんが紹介します。特にキャンバス等布地の靴です。
まず、靴を洗う時に一番気をつけなくてはいけないのは「黄ばみ」です。
オキシ漬けや、スニーカー専用のクリーナーなど自身で洗えるようなものがたくさん出ておりますが、どんな洗剤でも黄ばむリスクがあります。
それは洗剤がアルカリ性だからです。
アルカリ性はタンパク質に効く成分で、皮脂汚れ等の酸性の汚れに効果があります。
前述したオキシも弱アルカリ性です。
そのアルカリ成分が日光の紫外線と化学反応を起こすことで変色してしまいます。
これの厄介なところは洗っている間、洗った直後は見た目は綺麗になるんです。
その後乾燥中に黄色く変色していってしまいます。
では、どうしたら良いか。
まず、しっかりとすすぎましょう。
洗う時間よりもすすぐことに時間をかけましょう。すすぎに酸性のクエン酸水や酢水を使っても効果的です。
そしてなるべくタオルなどで水分を取りましょう。ここもしっかりとほぼ半乾きになるくらいまで拭き取りましょう。
そして、乾燥は必ず陰干しで。
できたら室内が好ましいです。そしてドライヤーでは無く扇風機等を使って自然の風を当ててあげてください。
ここまでやって変色は70パーセントくらいは防げると思います。
どんなにしっかりすすいで拭き取りして陰干ししても、黄ばむときは黄ばんでしまいます。
なのでできたら1時間ごとくらいに黄ばみが出てないか確認してあげてください。
もし変色していたらまたすすぎましょう。
めんどくさいですね。
でも靴を洗うのはこのくらい大変なんです。
なので春ごろからご自身で洗って失敗してしまったという靴の依頼が増えてきます。
残念ながら写真のように黄ばんでしまったものは改善できません。
できたとしても少し薄くなる程度です。
こうならないために今回の記事を読んでいただいて、失敗することがなくなってくれると嬉しいです。
今回は以上です。
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