靴と言えば、スニーカーや革靴やパンプス、サンダルやブーツなど様々な種類がありますが、主に海外ブランドのものを履いている方が多いのではないのでしょうか。
日本では元々草履や下駄を履いていましたが、日本の西洋靴の歴史は江戸時代末期からと言われています。
1870年3月15日東京築地に近代靴の工場「伊勢勝造靴場」を開いたことで本格的に西洋靴の製造の歴史が始まりました。
江戸末期に撮られたとされる坂本龍馬の写真です。足元はブーツが履かれています。
ちなみにこの伊勢勝造靴場はのちの日本を代表するブランドの「リーガル」の起源となる工場です。
そこで今回は日本が世界に誇る靴ブランドをいくつか紹介したいと思います。
大塚製靴(オーツカ)は皇室御用達の老舗で140年の長い歴史があります。
スコッチグレインはクリーニングの依頼数も多いブランドで日本人の足に合うように研究しつくされており、まさに日本人のための革靴ブランドと言えます。
修理しながら長く履いてほしいという思いで設計されており、「美しく」直せる靴ブランドです。
スピングルムーブは広島県で誕生したスニーカーブランドでバルカナイズ製法と呼ばれる靴底がはがれにくく、型崩れしにくい作り方で作成されています。
見た目はどこかヨーロッパらしさを感じる細身のデザインで、履き心地にこだわったつくりをしています。
こちらも割とクリーニングの依頼をされることの多いモデルで人気があることが分かります。柔らかいスムースレザーでできているので柔らかさを保ちつつ、栄養も与えながらクリーニングすることができます。
最後にムーンスターを紹介します。
福岡県久留米市にある老舗靴メーカーで、小学生の時に履く上履きがムーンスターだった人も多くいるんじゃないでしょうか。
Made in KURUMEを誇りに劣化しづらくしなやかさをキープするゴム作りから始まり、裁断、縫製、底付け、仕上げまで全工程を職人が行っています。
また、こちらもバルカナイズ製法で作られており、丈夫なつくりで、かつしなやかな書き心地を実現した靴が作られています。
国産の靴も質が良く、つくりがしっかりしているものがたくさんあります。
日本人が国産の靴を履かないで誰が履くんだという思いもありますので、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。
まだまだ国産の靴ブランドはたくさんありますのでまた紹介したいと思います。
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