こんにちは。
暑いですねえ。
まだ梅雨明け宣言が無いのに数日雨はそこまで降らず、30度を超える日が多いです。
暑くなってくると履きたくなるのがサンダルですね。
ここまで暑くなる前に衣替えのタイミングで多く来たサンダルのモデルがありまして、
厚底のサンダルで街中でも目にする機会の多いモデルです。
最近はやりのスニーカーサンダルという種類です。
真冬以外でも比較的履けるようなデザインで人気があります。
去年の夏に買って、そろそろ暑くなってくるから出そうと思ったら、、、
生地が黄ばんでしまった！という理由でクリーニング依頼が多く来ました。
白のココサンダルは全て黄ばんだ状態のものでした。
このサンダルの生地の素材がやわらかで肌触りの良い「ネオプレン」という素材で、
高い強度もあり、主にウェットスーツに使用される素材です。
パソコンを入れるPCケースの素材を想像してもらえるとわかりやすいかと思います。
この素材にふくまれる成分が紫外線や酸素と反応してしまい黄ばみの原因になっていると考えられます。
靴箱等にしまっていて紫外線に当てなくても履いていた際に汚れや汗やその他水分が付着してそれをそのまま放置していると黄ばんでしまう事があります。
残念ながらこの黄ばみを改善することは出来ません。
クリーニングして多少は薄くできたとしても真っ白にならないと意味が無いので、
残念ですがウチではクリーニングキャンセルとさせて頂いております。
黄ばみやすい素材だと推測されるので洗浄により薄くなるどころか更に黄ばんでしまう恐れもあります。
春夏は特に白い靴の出番が多くなってきますが、白い生地物の靴は扱いが難しいですので、割り切って1シーズンで履きつぶす方が良いかと思います。
今回は以上です。
