【170】サンダル
毎日暑いですね。
サンダルを履いて出かける人を良く見ます。
サンダル、涼しくて気持ちいいですよね。
サンダル、きちんと履けていますか?
足を固定するパーツが通常の靴より少なくなっているので、
足をしっかり固定できていない履き方をしている人が多いです。
まずサンダルはヒモやベルトで足と靴を固定させます。
それ以外の場所は足がむき出しになっています。
固定がゆるくなったままで歩くと、足とソールの間に隙間ができます。
歩くときにつま先に隙間ができるので脱げないように指を上げながら
歩くと思います。
隙間ができると普段よりも高く足を上げないと、サンダルのつま先が
引っ掛かってつまずきやすくなり、危険です。
エスカレーターにサンダルが巻き込まれる事故も多く発生しています。
また指を上げながら歩くのが癖になると「浮き指」と呼ばれる状態になります。
まっすぐ立った時に指が地面に着くことなく浮いた状態のことを浮き指と言います。
足が地面に接する面積が減っているので身体のバランスを取りにくくなり、
無理な姿勢を取ることで腰痛やひざの痛みに繋がります。
またかかとよりの重心になるので、猫背になりやすくなります。
ゆるく履くことにメリットは着脱のしやすさくらいで、
デメリットの方がメリット以上にたくさんあります。
リラックスしたいときにサンダルを履くと思いますが、
サンダルこそ、しっかり足にフィットし、
ダッシュできるくらいしっかりと履くことが大切です。
長時間歩くときは多少暑くてもしっかりとした靴を履きましょう。
もしサンダルを履きたい場合は、指が浮かないようフィットさせて
履くことをお勧めします。
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